ミルメーク給食の世代や地域は?いつから発売されたのか誕生秘話が意外!

ミルメーク学校給食の世代や地域は?いつから発売?誕生秘話もお役立ち

この記事を読んで分かること
ミルメーク給食は懐かしい?知らない?世代や地域について
ミルメークの歴史や誕生秘話について

ミルメーク給食の世代や地域は?

ミルメークと言えば、牛乳に入れる粉末(牛乳調味料)として小学校給食で人気メニューだったことを懐かしむ方も多いのではないでしょうか?

ミルメークの誕生秘話

ミルメークは名古屋にある大島食品工業㈱という会社が製造している商品で、昭和40年代に開発されました。

商品が発売されてから現在に至るまで、多くの世代の人に親しまれています。

実はこのミルメークが開発されるきっかけとなったのは、プリンの素

今でも販売されている「プリンの素」

昭和40年頃、学校給食で脱脂粉乳が出されていましたが栄養面は良いものの味はいまひとつ。そこで大島食品工業が、学校給食の脱脂粉乳が美味しく飲めるように開発したのが「プリンの素」でした。当時プリンは高級品でしたが、粉末と牛乳を混ぜるだけという手軽さもあって大ヒット!これがミルメーク誕生のきっかけとなりました。

ちょうどその頃、学校給食の脱脂粉乳が牛乳に切り替わる過渡期でもありました。

牛乳は飲みやすいものの、脱脂粉乳と比べるとカルシウムやビタミンB2などの栄養価が不足しているため栄養を補うことと、栃木県から「給食で子どもたちが牛乳を残さないように美味しくしてほしい」という要望があり商品開発をはじめます。

コーヒー牛乳を飲む子供をみた商品開発担当者が、インスタントコーヒーとカルシウムを混ぜたことがきっかけとなりミルメークが誕生しました。

地域によって差がある?知名度が違う理由は?

有名な人気給食メニューのミルメーク、実は認知度は全国区ではありません。知名度が違う理由は「学校給食に採用されていたかどうか」で大きく差があることが分かっています。

ミルメークの認知度は、世代ではなく地域差が大きく関係しています。

北日本が圧倒的に多く、西日本は比較的認知度が低めであることが分かります!

ミルメークの製造元の名古屋で認知度が低い理由は?

ミルメークを製造している大島食品工業の本社所在地である【愛知県名古屋市ではミルメークを学校給食に採用されていなかった】ためミルメークの認知度が全国的に見て低いことが分かっています。

名古屋市教育委員会によるとミルメークを採用しなかった理由として「牛乳の味をそのまま味わってほしい」という方針があったこととしています。

しかし、2017年度に市立小学校で廃棄された牛乳が約84万本、金額にして約4300万円分になることが分かり、これを少しでも減らそうとついに愛知県名古屋市でも小学校の給食にミルメークの導入が2019年度より決定しました!

名古屋生まれの商品が、ついに給食で楽しめるようになったようですね。

ミルメーク給食の世代や地域は?いつから発売されたのか誕生秘話が意外!|まとめ

今回はミルメーク給食の世代や地域は?いつから発売されたのか誕生秘話が意外!と題してまとめました。

・ミルメークは昭和40年代に「牛乳の栄養追加とより美味しく飲めるようにするため」開発された
・ミルメークの認知度は「学校給食に出ているか出ていないか」によって大きく異なる
・比較的北日本での認知度が高く、製造元の名古屋市では認知度が低い。その理由は牛乳の味をそのまま味わってほしいという名古屋市教育委員会の方針により名古屋市は学校給食に出ていなかったため。(2019年度より学校給食に出るようになった)


ということが分かりました。昔から親しまれているミルメーク、今ではスーパーなど小売店でも市販されているので気軽に購入することができるようになりましたね!

これからもたくさんの人に愛される商品であり続けてほしいと思います。





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