この記事を読んで分かること
コロッケの日(5月6日)の由来・意味は?
コロッケにまつわる雑学
コロッケの日(5月6日)の由来や意味は?
日本人に親しまれている「コロッケ」。
毎年5月6日はコロッケの日と制定されています。
主に冷凍食品を取り扱う食品メーカー「味のちぬや」が制定しました。
庶民の味方として親しまれているコロッケを春の行楽シーズンに家族で食べてもらいたいという想いを込めて、【コ(5)ロ(6)ッケ】の語呂合わせが由来となり制定されました。
コロッケの雑学
コロッケはどこから来た?
コロッケは、明治時代にフランスから伝来しました。
フランス料理の前菜の一つで「クロケット(フランス語でcroquette)」が由来とされています。
元々クロケットは衣の中身がホワイトソースでしたが、日本人の好みに合わせてジャガイモを使うようになったと言われています。
コロッケは誰が作った?
今でこそ定番商品となっているコロッケ。ひき肉とじゃがいもを使ったコロッケを開発したのは1927年頃銀座にある老舗精肉店「チョウシ屋」の初代店主・阿部清六さんと言われています。
元々洋食屋で働いていた阿部さんは、フランスから伝来したクリームコロッケが非常に高級品であり食べたくても食べられない子どもたちが多いことに心を痛め、それから2年の歳月をかけ安くて美味しいひき肉とジャガイモを使用したコロッケ開発したのです。
当時の金額で比較すると、クリームコロッケは20銭(130円)でひき肉のコロッケは2銭5厘(16円)だったそうで安さは一目瞭然!
庶民親しまれるコロッケが誕生しました。
何でコロッケと言うのか
「コロッケ」という名前は、コロッケのルーツである「クロケット(クリームコロッケ)」からきているとされています。
クロケットのクロケ(フランス語でバリバリ食べるという意味)が訛って、コロッケと呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに、日本のコロッケが海外に輸出された時には「korokke」と呼ばれています。
台風の日にコロッケを食べる理由は?
「台風コロッケ」という言葉をご存じでしょうか?
SNSで台風が日本にやってくるたびに話題となるキーワードで、台風が来そうになるとコロッケをたくさん買う人が増えるという現象が起きるようになっています。
なぜなのか、とても気になりますよね!
ネット掲示板2ちゃんねるで、2001年8月21日に書き込まれた「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」という文書が台風速報のスレッドに書き込みされたことが、スレ住人から大ウケ。
台風の備えとしてはカップラーメンやレトルト食品が主とされている中で、コロッケをチョイスしたことが大きな話題を呼び「台風の日はコロッケ」という風習が定着していったのです。
Instagramでもハッシュタグが存在していて、台風コロッケというキーワードは今でも使われていることも分かっています。
おもしろエピソードですね!
何でお肉屋さんのコロッケは美味しいのか
お肉屋さんのコロッケが美味しいのには、揚げ油に秘密があります。
お肉屋さんでは、商品であるお肉を捌くときにラード(豚脂)やフェット(牛脂)が大量に出てきます。
実はこれらの脂を活用して、フライヤーで高温で揚げられているのです!
この脂には肉の旨味がぎっしり詰まっているので、コロッケの美味しさがプラスされるのです。
コロッケの日(5月6日)の由来・意味は?面白い雑学もご紹介!|まとめ
今回はコロッケの日(5月6日)の由来・意味は?面白い雑学もご紹介!と題してまとめました。
現代では、スーパーの惣菜コーナーに行けば必ず売っている庶民の味方コロッケ。ぜひ、5月6日はコロッケを食卓に!!
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