「うちの子、1年生になったのに宿題を嫌がってばかり…」
そんな悩みを抱える保護者の方も多いのではないでしょうか。
小学校に入学したばかりの子どもにとって、宿題は新しい挑戦でもあり「壁」でもあります。遊びたい気持ちや疲れから、なかなか取り組めないことも・・・
1年生が宿題を嫌がる理由とその対処法を、実例や専門家の意見を交えてご紹介します。
親子で楽しく宿題に取り組むためのヒントが満載ですよ♪
1年生が宿題を嫌がる理由とは?
なぜ小1は宿題を嫌がるのか?嫌がる3つの理由
- 集中力が続かない
小学校低学年の子どもは集中力が短く、長時間の学習に耐えられないことが多いです。 - 遊びたい気持ちが強い
「今は遊びたい!」という気持ちが強く、勉強は後回しになりがちです。 - 宿題の内容が難しいと感じている
机に向かって宿題をするということ自体にも慣れていないため、内容が頭に入ってこなかったり難しいと感じてしまい、やる気を失ってしまうこともあります。
親が見逃しがちな「宿題嫌いのサイン」
- 「あとでやる」と言って先延ばしにする
- 鉛筆やノートを持ってこない
- 宿題の話をすると不機嫌になったり寝てしまう
あれ?宿題を避けるようにしているな?と感じたら、もうその時点で宿題に対してマイナスなイメージを抱いていることが多いです。でも、全く問題ありませんよ。良い方向に持っていくための対策はいくつもあるので安心してくださいね♪
宿題嫌いな1年生をやる気にさせる魔法の習慣10選
- 宿題タイムを決めて「生活リズム」を作る
毎日決まった時間に宿題をすることで習慣化が進みます。ご飯を食べたり歯磨きをするのと同じように、宿題をすることも毎日の日課になるようにルーティーン化させてみるのも一つ。ただ時間はかかるので、根気強く続けることが大切です。我が家の子どもは6年生まで根気強く続けました。笑 - 宿題をゲーム感覚で楽しめる工夫をする
タイマーを使って「何分で終わるかゲーム」にするのもおすすめ。さんすうのたし算・引き算は自宅にあるおもちゃを活用するのも手ですよ!意外と効果抜群です。とても楽しい勉強タイムになります。 - ごほうびタイムを設定する
終わった後に好きなテレビやYouTubeを見る時間を作ってあげたり、おやつタイムを設けるなど、子どもの「楽しみ」を用意してあげるのも良いですよ。 - 「できた!」をすぐに褒めて成功体験を積ませる
「できたね!」「すごいね!」と褒めてあげることで、自然と前向きな気持ちになるとともに達成感が得られることで、やる気が育っていきます。成功体験に大小問いません!小さな成功も見逃さず認めて褒めてあげましょう。子どもは純粋に喜びます。 - 一緒に机に向かう「伴走型サポート」
親も同じ空間で学習すると、子どもも安心して取り組めます。ママ・パパも勉強するから、一緒にがんばろう♪と声掛けするのも効果的です。 - 宿題を小分けにして達成感を得させる
少しずつこなすことで「終わった!」という感覚を味わえます。まとめて一気にやる必要はありません。10~15分に区切って、少しずつ勉強の時間を確保すると子どもの集中力も保てます。 - 「見守り型声かけ」を意識する
強制せず、優しく声をかけることが大切です。根気が必要ですが、見守りがとても大切な時もあります。 - お気に入りの文房具を使う
キャラクター文具やカラフルなアイテムでやる気UP!気持ちが上がるグッズを用意してあげるのはとても効果的です。 - 親子で目標を話し合う
「漢字覚えてお手紙書こうね」など、ゴールを共有しましょう。 - 無理せず休む日も作る
疲れた日は無理せず、休むことも大切です。そんな日もあって良いんです。
親も楽になる!イライラしないサポート法
親が抱えがちなストレスとその対策
「ちゃんとやってほしい」という期待が、ついプレッシャーになることも。完璧を求めず「見守る姿勢」を意識しましょう。1年生のうちはできなくても全然大丈夫ですよ。
「怒らずに促す」魔法の声かけ例
- 「どこまでできたかな?」
- 「一緒にやってみようか」
- 「あと少しだね、いいね、がんばってるね」
宿題が楽しくなる!おすすめ文房具&アプリ5選
- ソニック トキ・サポ:視覚で時間が見える静音タイマー
- サクラクレパス:書くのが楽しくなる色鉛筆
- みんチャレ:親子で習慣化を共有できる無料アプリ
- ミニホワイトボード:遊びながら学べる学習アイテム
- BenQ 親子デスクライト:目に優しく集中力を高めるライト
宿題嫌い克服に成功した親の実例3選
伴走サポートで習慣化成功(女の子ママ)
夕食後に毎日5分、一緒に勉強する習慣を作ったことで、スムーズに取り組めるようになりました。
ごほうび作戦でやる気UP(男の子ママ)
「シール10枚でお出かけ」にしたことで、楽しく続けられるように!
ゲーム感覚で笑顔に(女の子ママ)
タイマーで「今日は何分で終われるかな?」と楽しみながら宿題に向かっています。
専門家コメント|小児心理から見る「宿題嫌い」の本質
やる気を引き出すには「自発性」がカギ
「やらされている」のではなく「自分からやる」感覚が大切です。親の声かけやサポートの仕方が子どものモチベーションを左右します。
失敗体験の蓄積が原因になることも
間違えることが怖くなり、宿題を避けるようになる子もいます。まずは「できた!」の成功体験をとにかくたくさん積ませてあげましょう。
まとめ|焦らず楽しく続けることが宿題嫌い克服の鍵
1年生の宿題は「習慣づくり」の第一歩。
宿題が嫌いと言っていても、成功体験が積み重なったら自信につながってふとした瞬間に「好き」に変わる瞬間がやってくるかもしれません。気持ちに左右されがちな小学1年生のタイミングでは、まだまだできなくても大丈夫、くらいの大らかな気持ちを持って見守ってあげるのも大切です。
焦らず、小さな「できた!」をコツコツ積み重ねて、親子で一緒に楽しく成長していきましょう。
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